ブックレビュー

Webライターにおすすめの必読書!文章術のベストセラー100冊

こんにちは。

今日は僕がWebライターを始めた時に買って、今でもよく読んでいる本を紹介します。

とても有名な本で、「文章術 本」などで検索すると、必ず上位に表示されます。

文章術についての本を探している人はぜひ参考にしてください。

“「文章術のベストセラー100冊」のポイントを1冊にまとめてみた”の素直な評価

 

面白さ/      3.5

読みやすさ/ 4.5

勉強になる?/4.0

おすすめ度/  4.0

文章を書く時に大切なことが、ランキング形式で書かれていて本当に読みやすい本です。

これなら、読書が苦手な人でも抵抗なく読めます。

全体で200ページほどの文章量ですが、全体が40の項目に分かれていて、1つの項目がさらに4〜5個の見出しで分割されています。

ひとつひとつの文章はとても短いので、SNS投稿を読むような感覚でサクサク読み進められます。

ランキング形式で最初にもっとも重要なことが書かれているので、途中で読むのをやめてしまっても、重要なエッセンスはしっかりと吸収できます。

文章を書く上で、普遍的で大切なコツが重要な順番で身につけられる、すごく機能的な本です。

ただ、内容は起承転結もなく、ストーリーもありません。

文章を書く上で大切なポイントが羅列されているだけです。

WEB上のランキングサイトに近い構成なので、読んでいて面白くはありません。

教科書やテキストに近い使い方がおすすめです。

“「文章術のベストセラー100冊」のポイントを1冊にまとめてみた”の概要

この本は”文章の書き方”のついて書かれた名著を1冊まとめたものです。

著者2名は長年文章で身を立ててきたプロ中のプロです。

100冊という膨大な情報の中から大事なエッセンスだけを抽出して、ランキング形式で紹介されています。

要するに文章のプロたちみんなが”大切だ”と思ってる内容を大事な順番で教えてくれるわけです。

本文中には例文も多く、実践的に学ぶことができる総合的な文章術のテキストです。

 

“「文章術のベストセラー100冊」のポイントを1冊にまとめてみた”のポイント

この本の最大のポイントは、

第1章の「文章はシンプルに」と第2章の「伝わる文章には型がある」に集約されていると思います。

文章の型をしっかり意識しながら、無駄を省きシンプルな文章に仕上げれば自然と読みやすい簡潔な文章になります。

僕もこの本を読んでから、この2点については意識しながら文章を書いています。

特に文章の型については、本当にわかりやすく簡潔に書かれているので”文章の書き方がわからない”人におすすめです。

その他に書かれていたことは忘れてしまって、自分の文章には反映されていません。

しかし、この2点を意識しただけで以前よりも書きやすくなり、書くことへのストレスが減ったのは確かです。

 

一部抜粋

 

文章のプロが使っている3つの文章の型

(1)逆三角形型→→「結論→説明」
結論を先に述べる。新聞記事、ビジネス文書、実用文向き

(2)PREP法→→ 「結論→理由→具体例→結論」
結論を述べた後、結論に至った理由と具体例を述べる。 ビジネス文書、実用文向き

(3)3段型→→ 「序論→本論→結論」
結論を最後に述べる。論文向き

逆三角形型と、PREP法は「結論を先に述べる型」です。

「一番伝えたいこと」=(読み手が知りたいこと)を最初に書くスタイルです。

 

結論を先に出す5つのメリット

(1)「この文章は何を伝えたいか?」が明らかになるため、情報を的確に伝えることができる。

(2)最後まで読まなくても概要が掴めるので、読み手の時間を取らない。

(3)「一番大事な情報」を先に書けばいいので、文章の書き出しに悩まない。

(4)文章を削る場合も後ろから削っていけばいいので、結論を削らなくて済む。

(5)重要な情報を最初に提供するため、読み手の関心が高くなる。

僕はこの文章の型について書かれている箇所がとてもわかりやすくて勉強になりました。

例文が載っていてとても理解しやすかったです。

 

まとめ

とにかく読みやすい本です。

そして説得力があります。

文章を書く作業に慣れている人より、初学の人に有用な1冊だと思います。

僕も時々取り出して、目を通しています。

ブログやSNS、ビジネスメールなど文章を使う人全てに通じる普遍的なポイントしか書かれていません。

持っておいて損はない1冊だと思います。

ABOUT ME
うーじ
こんにちは。どうしても会社勤めができない45歳の自由人うーじです。会社に依存しない生き方を模索して9年目。多くの失敗経験を活かしブログとSNSで経済的な自立を目指しています。「読んでくれる皆様にリアルで有益な情報を届け続けること」がモットーです。よろしくお願いします。 柔道整復師資格、FP3級