こんにちは。
僕は今45歳ですが、職歴の約半分はアルバイトです。
好んでアルバイトばかりしているわけではありませんが、僕は会社勤めが長く続かないので、結果的にアルバイト経験が増えてしまいました。
一箇所の組織に腰を落ち着けて働くことが良しとされている現代の日本では、何とも肩身が狭いですが、仕方ありません。
一箇所に安住することができない僕のような人間は動き続けるしかないのです。
僕は動くことで精神的な安定を得るタイプです。
今日は僕が今までにこなしてきたアルバイトの中から思い出深いものをピックアップして紹介したいと思います。
暇な人は読んでみてください!
面白かったバイト
①結婚式の音響係
これは、結婚式の入場曲や余興のBGMを再生する仕事です。
入場曲やBGMの他にも、マイクや楽器のセッティングがあり楽しかったです。
照明やプロジェクターも操作して結婚式の進行を陰で支える重要な役割です。
ミスが許されない緊張感のある仕事なので打ち合わせに時間がかかりますが、うまくいった時の達成感が病みつきになりました。
入場や、ケーキ入刀の場面で曲を合わせるのが1番の見せ場です。
とにかくみんな着飾って幸せそうなので、見ていて飽きませんでした。
このバイトは、他のバイトと掛け持ちで1年ほど続けましたが土日と祝日が全く休めないので、苦しくなって辞めました。
また機会があればやってみたいバイトですね。
②植木屋さん
これは20年ほど前に3ヶ月間、夏の間だけやったバイトです。
民家の植木の剪定から学校や病院の庭の手入れなどをする仕事です。
ボサボサでジャングルみたいになっていた庭が、きれいに刈り込まれスッキリする感覚が好きでした。
成果がすぐに見られて、終わった後とても気持ちよかったです。
また、外で食べるお昼ごはんが本当においしくて健康的でした。
虫刺されや熱中症などキツイ部分はもちろんありましたが、自然を相手に仕事をするのは気持ちいいものです。
③古着屋さんの店員
僕はとくに古着が好きなわけではありませんが、このバイトは楽しかったです。
お客さんが持ってきた洋服を買い取って、店頭に並べる仕事です。
ハイブランドの財布やアクセサリーもたくさんあり、見ていて楽しかったです。
売り込み的な接客もほとんどなく、リラックスして仕事ができました。
プレミアがついたナイキのスニーカー、グッチやビトンのバッグ、ロレックスの時計など高額なものの査定はどきどきしました。
古着屋さんで流れている音楽も好きだったのでストレスが少なかったですね。
ただ、給料が安すぎたので辞めました。
2度とやりたくないバイト
①工場のライン作業
20代の頃、僕はたくさんの工場でのライン作業を経験しました。
そのほとんどは派遣社員という形でした。
理由はすぐに始められて、普通に給料をくれて、辞めたい時にスパッと辞められるからです。
缶工場のライン作業、食品工場、アルミの鋳造ライン、車のベアリング工場、ペットフードのラインなど数々の工場でライン作業に従事しました。
これは僕には向いていませんでした。
嫌いですし、苦手です。
一定間隔で流れてくる製品に何かを付け足したり、選別したりしてまたラインに流すという単純作業の繰り返しは苦痛でした。
お金のためと割り切ってこなしていましたが、6ヶ月を超えると気持ちが沈んできて頭にマイナスの思考しか浮かばなくなります。
何も考えずに作業に没頭できればいいのですが、僕は考え続けてしまうタイプで、作業に慣れると同時に心が病んできて自滅してしまいます。
ライン作業は夜勤も多く、肉体的にも精神的にも僕には耐えられません。
もう一生やることはないと思います。
②アダルトショップ店員
ネットビジネスがうまく軌道に乗らなくて「何でもいいからバイトしなくては!!」と、適当に決めたバイトがアダルトショップ店員でした。
レジ打ちと品出しが主な仕事です。
基本的に仕事は1人でできます。難しい作業はなく誰でもできる軽作業です。
ですが、店内に響き渡るDVDの音量が大きすぎて頭が狂いそうになりました。
また、万引きも多く店内を徘徊するお客を見張らなければいけません。
月一で行われる女優のサイン会もストレスでした。
この仕事は根っからのエロ好きじゃなければ続かないと思いました。
僕のような一般的な男には務まらないマニアックな業種です。
③ファミレスのウェイター
僕の生まれて初めてのバイトがファミレスのウェイターでした。
来店したお客様から注文をとり、できた料理を運び、食べ終われば片付けて会計をする単純な仕事です。
シンプルな作業のはずが、会社の謳う理念や接客マナーのせいで苦痛が生まれます。
僕は着心地の悪い制服を着せられ、笑顔を強要されました。
お決まりの文言を暗記して繰り返すロボットのような作業でした。
誰がやっても同じ結果になるように、しっかりしたマニュアルが完備されていて、本当に息苦しかったです。
宗教的な圧迫感を感じるイヤな会社でした。
会社組織の恐ろしさを叩き込まれたバイトでした。
年末年始にもなれば、息つく暇もありません。
忙しい割に給料が安く、やってられなかったです。
このバイトがトラウマとなり、それ以来僕は飲食業界では働いていません。
まとめ
アルバイトとはいえ、しっかり選んで決めるべきです。
人生の貴重な時間を消費するわけですから、僕のように「なんでもいいやー」という感じでバイトを選んではいけないと思います。
今にして思えば、もう少し先に繋がるようなバイトを選んでおけばよかったなぁと後悔しています。
近年は闇バイトと言われる犯罪に直結したものも増えているようです。
バイト選びは慎重におこないましょう!
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