日記

【体験談】慢性前立腺炎になって20年。これが私の治し方!

こんにちは。うーじです。

この記事に辿り着いた方は、慢性前立腺炎の症状で苦しんでおられると思います。

私もあなたと同じです。

しかも私は、20年間慢性前立腺炎の症状と付き合ってきました。

私が最初に慢性前立腺炎と診断されたのは20年前のことです。

当時私は25歳でした。

地味な痛みや不快感が長期間続く、非常にやっかいでストレスの溜まる症状です。

本当に精神的に消耗します。

周りの人に話してもイマイチ理解されず、孤独の中で辛い症状に耐えなければなりません。

今までに泌尿器科や内科、整体や鍼などあらゆる治療を試してきました。

治療の効果で一時的には良くなることもあったのですが、油断するとまた同じ症状を繰り返します。

その度に治療院に通い続ける金銭的な余裕もありませんでした。

結局自分で治すしかないと思い、自分なりのセルフケアを実践してきました。

そのおかげで今では、完治とまではいかないものの、症状が出ないようにコントロールすることはできるようになりました。

本格的な症状が出る前の下腹部の違和感や、そけい部(太もも前面の上部)の緊張などをいち早く察知してセルフケアを行うことで症状が強くなる前に抑えられます。

今日は私が今でも実践しているセルフケアを3つ紹介しようと思います。

多少の荒療治も含みますが、慣れれば誰でも実践可能です!

私と同じようにこの症状に苦しんでいる皆さんに少しでも希望を持ってもらえたら嬉しいです。

 

これが私の治し方

 

私が今でも実践しているセルフケアは、この3つだけです。

①前立腺マッサージ(風呂で自分で)1〜2回/週

②亜鉛サプリメント(ほぼ毎日)

③定期的な運動(ジョギングorウォーキング)

※これはあくまでも私の個人的な経験談です。
同じ症状の方全てに当てはまるものではありません。

ありきたりですが、この3つの習慣を根気強く継続してきました。

ポイントは症状がなくても続けることです。

完治したと思っても慢性前立腺炎はの症状はしつこく繰り返します。

 

①前立腺マッサージ(1〜2回/週)


最初に受信した泌尿器科で、私は初めて前立腺マッサージを受けました。

診察台の上に仰向けになり、大股開きの状態でおじいちゃん先生に肛門から指を突っ込まれ前立腺をマッサージされました。

かなりの衝撃を受けたのを覚えています。20年前にはこのような治療が普通に行われていました。

いろいろな理由で前立腺が浮腫むことによって、尿道を圧迫し不快な症状を起こすのが慢性前立腺炎です。

その前立腺を直接マッサージするわけです。

泌尿器科の先生に自分でマッサージするように言われ、医療用のローションが処方されました。

今ではあまり行われない治療のようですが、シンプルで効果的です。

私はお風呂で四つん這いになって自分で自分の肛門に中指を入れてマッサージしています。

前立腺に触れば、ツンッと痛みが走るのですぐにわかります。

週に1〜2回ほど行っています。

最初はかなり抵抗がありましたが、今では何とも思いません。

慣れとは怖いものです。

慣れてくると、前立腺がどのくらい浮腫んでいるのか?指で触ってわかるようになります。

自分の前立腺の状態を把握する意味でもやってみる価値はあります。

最初は医療用のローションを使っていましたが、今では市販のローションを使っています。

かなり恥ずかしい姿ですので、家族に見られないように注意してください。

 

②亜鉛サプリメント(ほぼ毎日)

これは鍼治療を受けた時に、鍼の先生から勧められました。

先生に前立腺に問題があると勃起機能が低下する可能性があると言われて、まだ若かった私は不安になって飲み始めました。

亜鉛は前立腺と関わりが深いと言われていますが、慢性前立腺炎に亜鉛サプリが有効かどうか?は定かではありません。

ただ私は経験的に、慢性前立腺炎の症状はストレスと密接な関係があると思います。

ストレスがかかると亜鉛が大量に消費され、亜鉛欠乏になるといいます。

ストレス耐性を高める意味で飲んでいます。

 

③定期的な運動(ジョギングorウォーキング)

私は慢性前立腺炎になったことがきっかけで定期的なジョギングを始めました。

その習慣は今でも続いています。

慢性前立腺炎は座っている時間が長い人がなりやすいといいます。

デスクワークの人や長時間運転をする職業の人がなりやすいと、泌尿器科の先生も言っていました。

座っている時間が長いと、その分下腹部が圧迫されて血流が悪くなるということでしょう。

定期的に運動することで、基礎代謝が上がり前立腺が浮腫みにくくなるのは理にかなっています。

症状が強い時はとても走れないと思いますので、症状が落ち着いてからウォーキングから始めるのがいいでしょう。

 

最初の気づき

私が感じた初期症状は、排尿痛でした。

おしっこをする時に何となく痛い。

それが次第にひどくなり、次に頻尿、排尿困難と症状が拡大していきました。

夜中に何度も起きてトイレに行くようになり、トイレに行ってももおしっこが全然出ない。

嫌な感じですが、それでもしばらく放置しました。

そしてある朝トイレでおしっこする時に尿道の辺りに激痛が走り、うずくまってしばらく動けませんでした。

これは流石におかしい!

と思いまずは内科を受診しました。

内科では膀胱炎を疑われ、採尿して検査をしましたが、異常なしでした。

そして内科の先生に紹介状を書いてもらい、泌尿器科を受信しました。

そこで初めて”慢性前立腺炎”という病気を知りました。

先生に「めんどくさい病気になちゃったね」と言われました。

ストレスや冷え、長時間の座位などによって前立腺が腫れて尿道を圧迫し頻尿や排尿痛が起こる病気です。

結局のところ、原因不明でロキソニンなどの鎮痛剤で痛みを止めるような対症療法しかないと言われ、かなり落ち込んだのを覚えています。

私の慢性前立腺炎との闘いは、この時に始まりました。

最初の1年が最も辛かったです。

病院からもらった痛み止めを飲めば痛みは治りますが、下腹部の張りのような不快感はとれません。

私は痛み止めを飲むとすぐに胃が痛くなってしまうので、鎮痛剤を飲み続けることもできませんでした。

前立腺肥大の薬を飲んだり、いろいろ試しましたがこれといった効果はなかったです。

西洋医学に限界を感じ、整体院や鍼灸院にも通いました。

いろいろな治療を受ける中で、セルフケアの方法を少しづつ学んでいたような気がします。

 

1年を過ぎた頃にだいぶ症状は治りましたが、長時間の電車やバスに乗るとまた症状が復活します。

しつこい症状で本当にうんざりしました。

この頃から、病院や鍼灸院での治療をあきらめてセルフケアに切り替えていきました。

そして3〜4年経った頃には、ほとんど自然治癒したといえる状態にまで戻っていました。

 

 

症状に苦しむあなたへのメッセージ

常に下腹部や陰部に不快感を感じる生活は本当に辛いです。

徐々に精神を削られます。

自信もなくなってきて、本来の力の50%も出せなかもしれません。

でも、病気のことばかり考えていても落ち込むばかりです。

ひとつ病気を持っていると健康に対する意識が高まり、大病せずに長生きできる。

と聞いたことがあります。

確かにその通りだと思います。

私も慢性前立腺炎を患ってから、健康への意識が高まり45歳になる今まで大きな病気もせずに生きてこれました。

だから、今はあまり無理をせず体を労ってあげてください。

できる限り自分に優しくしてあげてください。

精神的なストレスと疲労の蓄積が前立腺に炎症を起こすのです。

要するに、あなたは頑張り過ぎてただ疲れているだけなんです。

災い転じて福となすという言葉もあります。

あまり深刻に考えず、思いっきり休んでくださいね。

応援しています。

ここまで読んで頂き本当にありがとうございます。



ABOUT ME
うーじ
こんにちは。どうしても会社勤めができない45歳の自由人うーじです。会社に依存しない生き方を模索して9年目。多くの失敗経験を活かしブログとSNSで経済的な自立を目指しています。「読んでくれる皆様にリアルで有益な情報を届け続けること」がモットーです。よろしくお願いします。 柔道整復師資格、FP3級