日記

《何もない自分》

こんばんは。

僕は時々ひどくネガティブで卑屈な思考に支配されることがあります。

誰にでもそんな時はあるのかもしれませんが、あまり気持ちのいい感覚ではありません。

僕は今45歳です。もうすぐ46歳になります。

独身で、結婚経験もありませんので当然離婚経験もありません。

子供もいません。

母親と2人で実家暮らしです。

5年付き合っている彼女がいますが、今のところ結婚の話はしていません。

同世代の周りの人を見回してみると、たいがいみんな一度くらいは結婚して子供がいます。

もちろん幸せそうな人もいますが、離婚してシングルマザーになったり、養育費を払っていたり、別居したり、離婚調停にのぞんだり、いろんな状況の人がいます。

みんな歳を重ねるごとに責任も大きくなり、その責任を果たすために必死で生きています。

僕には誰かのために果たさなければいけない責任がありません。

時々ものすごく寂しい気持ちになります。

45年も人生を生きてきたのに…

自分が空っぽの空洞人間になったような虚無感に襲われます。

バツ2で子供が4人いるとかいう人に会うと本当に尊敬してしまいます。

何もないよりはいい気がします。

時々人に「なんで結婚しないの?」とか「子供は欲しくないの?」とか聞かれます。

正直に答えると、今まで生きてきて「結婚したい」とか「自分の家庭が欲しい」とか「どうしても子供が欲しい!」と強く思ったことがありません。

友達の結婚式に行けば、「いいなー」とか、友達の子供と遊べば「楽しいなー」「かわいいなー」とは思いますが、いざ自分が!となるとなかなか現実感が持てません。

結果、結婚とか家庭とか成人男性であれば誰もが一度は考えることと真剣に向き合うことなくこの年まできてしまった。

なぜこんなことになったのか?

僕が精神的に著しく未成熟なのか?

勇気がない根性なしなのか?

社会的な責任というものを異常に恐れているのか?

ただ単に自分勝手なエゴイストなのか?

自分でも理由がわかりませんでした。何か特別な信念や思想があってこのような人生を送ってきたわけではありません。

思うままに生きてきたら結果こうなっただけです。

寂しい気持ちはありますが、後悔はありません。意外と気持ちはさっぱりしています。

ただひとつ理由を挙げるとすれば、

自分の価値観に合うライフスタイルがいまだに確立できていないということです。

45歳にもなって青臭いことを言うな!と馬鹿にされそうですが、いまだに自分の価値観に合う結果が導き出せていません。

30代〜45歳の今までずっと自分に合うライフスタイルを模索し挑戦してきました。

いまだに道半ばです。情けないですが事実です。

自分で自分を満足させられないような男に家庭を持つ資格があるんでしょうか?

子供に人生を説く資格があるでしょうか?

家族を幸せにすることなどできるんでしょうか?

孤独のまま人生の幕を閉じることになっても、僕は自分の満足を追求したいです。

自分のライフスタイルに納得できたときに、もしかしたら家庭が持ちたくなるのかもしれません。

その時はもう手遅れなのかもしれませんが…

それはそれで仕方がないことです。

人と比べても意味がないことはわかっていても、時々他人の人生と自分を比べて無性に寂しくなります。

何か見えない力に逆らっているような圧力を感じながら、明日からも元気に生きていこうと思います。

 

 

ABOUT ME
うーじ
こんにちは。どうしても会社勤めができない45歳の自由人うーじです。会社に依存しない生き方を模索して9年目。多くの失敗経験を活かしブログとSNSで経済的な自立を目指しています。「読んでくれる皆様にリアルで有益な情報を届け続けること」がモットーです。よろしくお願いします。 柔道整復師資格、FP3級