日記

成長の過程に訪れる失望の谷 習慣が身を結ぶ時

こんばんは。

何か目標を立てて、必死に毎日努力しているのに全く結果がでない。

もう頑張るのが嫌になって、全てを投げ出したくなる。

張り詰めていた緊張の糸が、プツンと切れる音が聞こえて、努力を断念する。

そのうち、目標を立てていたことも忘れてしまう。

そんな経験が誰にでも一度はあるんじゃないだろうか??

もちろん、僕にもある…

今までに何度も経験してきた…

最初のうちは高いモチベーションで元気に努力しているが、結果がなかなか見えてこない。

このまま永遠に成果が出ないんじゃないか??

全く見当違いな努力をしているんじゃないか??

疑心暗鬼になり手を止めてしまう…

後もう少し続ければ、結果が見えてきたかもしれないのに…

力尽きてやめてしまった。

どうして、結果が見えてくるまで頑張れなかったんだろう?

やっぱり僕はダメな人間なんだろうか?

そんな疑問をずっと抱えてきた。

 

でも、最近読んだ本に答えが書かれていた。

その本の名前は『Atomic Habits 複利で伸びる1つの習慣

今日は、この本の中の一部をシェアしたいと思う。

 

”Atomic Habits 複利で伸びる1つの習慣”一部抜粋

目の前にひとつの氷がある。

部屋は寒くて、自分の息が見えるほどだ…

室温は-4℃。

ここから非常にゆっくりと部屋が暖かくなっていく。

-3℃

-2.5℃

-2.0℃

氷はまだじっとしている…

-1.5℃

-1℃

-0.5℃

まだ何も起こらない…

そして摂氏0℃

ようやく氷は溶け始める…

それまでの温度上昇と何の変わりもないたった0.5℃の差で、大きな変化が引き起こされる。

飛躍的進歩の瞬間は、それまでにしてきた様々な行動の結果である。

積み上げた行動が、大きな変化を解き放つのに必要な可能性を創り上げる。

このパターンはあらゆるところで見ることができる…

 

がん細胞は、その寿命のおよそ80%を気付かれずに潜伏し、その後数ヶ月で人の体を支配する…

 

竹は初めの5年間、ほとんど目に見えず地中に根を広く張り巡らせてから、いきなり外に突き出して6週間で約28mの高さに成長する。

 

同じように、継続された習慣も決定的な境界を超えて、新しいレベルの成果を引き出すまで、なんの変化もないように見える。

努力を重ねても全く無駄に思える時期がある。

どんな目標でも、初期や中期の段階にはこのような失望の谷がよくある。

人は直接的な変化を期待しているので、最初の数週間〜数ヶ月の間ほとんど変化が見られないことにがっかりする。

努力してもなんにもならないように感じる。

これがあらゆる形成過程の特徴である。

最も強力な成果は遅れて現れるものなのだ…

これが、目標達成のための習慣を長続きさせられない主な原因である。

わずかに、確実に変化しているのだが、明確な変化が見られないのでやめてしまう…

 

そして、こう考える…

「1ヶ月毎日走ったのにどうして体に何の変化もないのか??」

一旦このような考えに囚われてしまうと、良い習慣が途中で挫折してしまう。

大きな違いを生むためには、この停滞期を打ち破るまで習慣を続ける必要がある。

この停滞期を潜在能力のプラトー”と呼んでいる。

 

もしあなたが、良い習慣を身につけることができず目標達成できないとしたら、それはあなたの能力が低いからではない…

ただ単に、潜在能力のプラトーを超えていないだけだ。

「懸命に努力しているのに、成果が出ない」と愚痴をこぼしているのは、

温度を-3℃から-0.5℃に上げ、「氷が溶けない!」と文句を言っているようなものだ。

努力は無駄にはなっていない!

蓄積されているだけだ!

全ての変化は0℃で起こる…


ついに”潜在能力のプラトー”を打ち破った時、周りの人には一夜にして成功したようにみえるだろう。

世間は最もドラマチックな側面だけに注目し、それまでの努力は見ようともしない。

でもあなたは知っている…

今飛躍できるのは、ずっとずっと前の何の進歩もないように見えた努力の積み重ねの成果だと…

 

ここで、私の好きな言葉を紹介したい。

 

何をやっても無駄に思える時、

私は石工がハンマーで岩を叩き割る様を見にいく。

おそらく100回叩いても、岩にはヒビひとつ見られない。

ところが101回目に叩いた時、岩は真っ二つに割れる。

岩を割ったのは最後のひと打ちではない。

それまでのひとつひとつの打ち込み全てである…

ジェイコブ・リース

大きなことは全て小さなことから始まる。

あらゆる習慣の種は、たったひとつの小さな決断だ。

その決断が繰り返されると、習慣は芽を出し力強く成長する。

根を張りグングン枝を伸ばしていく…

悪い習慣を断つのは、自分の中にある大きな木を引き抜くようなものだ。

そして、良い習慣を身につけるのは、デリケートな花を1日1日着実に育てていくようなものだ。

綺麗な花を咲かせるには、潜在能力のプラトーを超えるまで習慣を継続させていくしかない。

まとめ

この本のこのパートを読んで、自分の過去の失敗の理由がはっきりとわかった。

ただ、潜在能力のプラトーを超えられなかっただけだ。

一言で言えば、やり切れなかった…

こんな停滞期があることをよく知らなかった。

今度は腰を据えて停滞期をしっかりと乗り切ろう…


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うーじ
こんにちは。どうしても会社勤めができない45歳の自由人うーじです。会社に依存しない生き方を模索して9年目。多くの失敗経験を活かしブログとSNSで経済的な自立を目指しています。「読んでくれる皆様にリアルで有益な情報を届け続けること」がモットーです。よろしくお願いします。 柔道整復師資格、FP3級