おはようございます。
人は悪口が好きだ。
僕が今働いている職場では、いつも誰かが誰かの悪口を言っている。
僕は常に中立の立場を維持しようと試みるが、気づくと周りに流されて賛同し、その悪口に参加してしまう。
そんな時は決まって後味が悪く、嫌な気分になる。
自分がとても弱い人間で、脆弱な存在だと実感させられる。
僕は人の悪口など言いたくない。
ひとりひとり接してみれば本当に悪い人間などごくごく少数だ。
1対1の関係ならみんな、だいたいいい人だ。
それが集団になると途端に質が低くなり、自分のことを棚に上げて悪口を言い合うだけの価値のない人の群れと化してしまう。
集団心理とは本当に怖いものだ。
話すことがなくなると、必ず誰かを標的にした悪口が始まる。そして、みんなの不満を集中砲火させストレスを爆発させる。
ちょっと仕事ができない人や、動きが悪い人をよってたかって攻撃し、せせら笑いバカにする。
そんなことが日常的に行われている。
しかし、人の悪口を言っているとコルチゾールというストレスホルモンが分泌されてストレスが増幅されるらしい…
コルチゾールにより、免疫力も落ちて病気になるリスクが高まる。
さらに、悪口を言う人は言わない人に比べて、認知症になるリスクが3倍に跳ね上がる。
要するに、人の悪口ばかり言っている人はろくな死に方をしないということだ。
ストレス解消のために悪口を言っているつもりが、全く逆の効果を産んでいる。
いつになったら気づくのだろう?
悪口は身体に悪いと言うことを?
僕は悪口を言う人とは関わりたくない。
しかし、仕事となればある程度は話を合わせておかなければならない。
全く無視できる強さは僕にはない。
悪口が始まったら、適当に相槌を打ちながら微笑んでいる。これが限界だ。
僕は子供の頃から、集団行動が苦手だ。
遠足や修学旅行や体育祭や学園祭など集団で何かをするのが嫌いだ。
凄く疲れるし、目的もなく大勢の人と行動を共にする意味がわからない。
すぐに群れから外れて1人になりたくなる。1人でいることはそこまで苦にならない。
でも、人が嫌いなわけじゃない。
僕は基本的に人のことが好きだ。
集団心理に囚われて、個性を失った集団が嫌いなだけだ。
そんな集団の中にいると、どんどん人が嫌いになる。
自分の属する集団は慎重に選びたいものだ。
とにかく、僕は病気になりたくないので人の悪口はなるべく言わないように心がけたい。
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