おはようございます。
僕は今まで数々の仕事を転々としてきましたが、その大半は接客業が多かったように思います。決して人と話すのが得意な方ではありませんが、接客業をたくさん経験してきました。
整体やマッサージの仕事を長くやっていましたし、不動産営業の仕事もしていました。
その中で僕が強く感じるのは、「喋り過ぎは禁物」ということです。
時々見かけますが、沈黙が怖いのか聞かれてもいないことをひたすらにしゃべり続ける人がいます。
美容院や、マッサージ院、整骨院や電気屋さんなどいろんな場面でそういう人を見かけます。
また、接客中に限らず職場の休憩所などでもずっと喋っている人というのは必ずいます。
一方的に自分のしたい話をし続け、こちらが質問する隙を与えてくれない。何かをこちらが言おうとすると、必ず被せてきてこちらの話を聞いてくれません。
そういう人に限って自分はコミュニケーション能力が高い人間だと勘違いしていて、無口な人をコミュ障だとか言って批判します。
やはり会話はキャッチボールだと思います。自分のところにボールがないのに投げてはいけません。黙って人の話を聞くのもコミュニケーションの一環です。
落ち着いた会話のできる人が、コミュニケーション能力の高い人です。
接客業の場合、お客さんがお喋り好きだと自分のところにボールが一度も回ってこないこともあります。その時はただ聞き役に徹することができる人が優秀だと思います。
しゃべりすぎる人は、仕事も雑なことが多く信用できません。
親しい仲でも、会話のキャッチボールが上手くいかないと少しづつ関係のバランスが崩れてきていずれは仲たがいしてしまうでしょう。
いつでも人の話を微笑んで頷きながら聴ける余裕のある人間になりたいものです。
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